日春建装HINOHARU KENSO
← コラム一覧

塗料・材料

遮熱塗料は本当に効果があるのか——夏の室温・電気代への影響を正直に話す

2026年7月10日

遮熱塗料とは

太陽光の熱を反射する特殊な顔料を配合した塗料です。屋根や外壁に塗ることで、夏場の室内温度上昇を抑える効果があります。

効果は本物か

正直に言います。遮熱塗料の効果は「ある」ですが、「劇的な変化」を期待するのは現実的ではありません。実際の施工後の効果として報告されているのは以下の程度です。

  • 屋根表面温度:10〜20℃低下(塗料と色によって差あり)
  • 室内温度:1〜3℃程度の低下(住宅の断熱性能・換気状況によって大きく異なる)
  • 電気代:わずかな低減(機密性の低い住宅では効果が出にくい)

効果が出やすい条件

  • 屋根への施工(外壁より効果が高い)
  • 断熱材が少ない・古い住宅
  • 屋根裏の換気が悪い住宅
  • 明るい色で塗装(白・ライトグレーなど)

効果が限定的なケース

  • すでに断熱性能が高い住宅
  • 暗い色で遮熱塗料を使う場合(反射率が下がる)
  • 外壁のみで屋根は通常塗料、というケース

費用対効果で考える

遮熱塗料は通常のシリコン塗料より1〜2割程度費用が上がります。「夏の暑さに悩んでいる」「屋根裏が熱い」という方には効果的ですが、全員に必須というわけではありません。

日春建装では、お客様の住宅の状況をお聞きした上で、遮熱塗料が効果的かどうかを率直にご説明します。「効果があるから必ずおすすめ」という売り方はしません。

この記事について詳しく聞きたい方は