高圧洗浄を省いた塗装は数年で剥がれる
外壁塗装の工程の中で、高圧洗浄は地味に見えますが非常に重要です。省いてよい工程ではありません。なぜここまで重要なのかを解説します。
塗料の密着に「清潔な下地」が不可欠
塗料は外壁の表面に直接くっついて保護膜を作ります。その表面にカビ・コケ・チョーキング(白い粉)・汚れがあると、塗料は壁本体ではなくそれらの上に乗っかっている状態になります。結果として、数年後に塗膜が剥がれてきます。
高圧洗浄で落とせるもの
- チョーキング(塗膜が劣化して出る白い粉)
- コケ・藻・カビ
- 大気中の油分・排気ガス由来の汚れ
- 砂埃・土汚れ
- 雨だれのシミ(ある程度)
高圧洗浄で落ちないもの
- 外壁材に染み込んだ深部のカビ(バイオ洗浄が必要なケース)
- 錆のもらいサビ(サンドペーパー等で除去が必要)
- 外壁材の変色・退色(塗装でしか対処できない)
洗浄後の乾燥も重要
高圧洗浄後、外壁が完全に乾燥するまで最低1日以上は必要です。濡れた状態で塗装すると密着不良の原因になります。急いで翌日すぐ塗り始める業者は要注意です。天候によっては2〜3日乾燥期間をとるべきケースもあります。
「バイオ洗浄」が必要なケース
コケや藻が深く根を張っている場合、高圧洗浄だけでは完全に除去できません。そういった場合は、バイオ(防藻・防カビ)薬剤を使った洗浄が有効です。費用は少し上がりますが、再発防止の効果があります。
日春建装では、外壁の状態を見て通常洗浄とバイオ洗浄のどちらが必要かを判断してご提案しています。洗浄の様子も写真でご確認いただけます。
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