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屋根工事

屋根塗装に使う「遮熱塗料」は本当に効果があるか?

2026年10月23日

夏の室内温度を下げることを目的とした「遮熱塗料」が屋根塗装で注目されています。実際に効果はあるのか、コストに見合うのかを解説します。 ## 遮熱塗料の仕組み 遮熱塗料には太陽光(特に近赤外線)を反射する特殊な顔料が配合されています。屋根表面が熱を吸収するのを抑えることで、屋根材の温度上昇を軽減します。 メーカーの試験では、遮熱塗料を塗った屋根は一般的な塗料に比べて表面温度が10〜20℃低下する、という結果が示されています。 ## 室内温度への影響 屋根表面温度が下がると、屋根裏(小屋裏)の温度も低下し、室内への熱の伝わりが減ります。 ただし、効果は「屋根からの熱が室内に伝わる量」を減らすものです。エアコンの冷却効果を代替するほどの冷却はできません。 実際の住宅での効果は「夏の最上階が少し涼しくなる」「エアコンの効きが少し良くなる」程度が体感的な目安です。 ## どんな住宅に効果的か 遮熱塗料の効果が出やすい条件: - 屋根材の断熱性が低い(スレート・金属屋根) - 最上階に居住スペースがある - 屋根裏(小屋裏)に断熱材が少ない 反対に、屋根裏断熱がしっかりしている住宅では、遮熱塗料の追加効果は限定的です。 ## コストと費用対効果 遮熱塗料は一般的なシリコン系塗料と比べて、1〜3割程度価格が高い傾向があります。 - 通常のシリコン系屋根塗装: 40〜80万円 - 遮熱シリコン系屋根塗装: 50〜90万円程度 電気代の節約効果でコスト回収できるかは、住宅の断熱状態・居住年数・電力使用状況によって異なります。 ## 寒冷期の影響 遮熱塗料は冬季には太陽熱の吸収も減らすため、暖房効率がやや下がるという側面もあります。四季のある日本では、遮熱と保温のバランスを考える必要があります。 日春建装では遮熱塗料を含む屋根塗装の相談を承っています。ご自宅の状況に合った塗料選びをご提案します。

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