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塗装知識

外壁塗装の「厚膜工法」とは——通常塗装との違いと使い所

2026年9月25日

厚膜工法とは

厚膜工法(こうまくこうほう)とは、通常の3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)より多い工程で塗膜を厚く仕上げる塗装工法です。複層仕上げ・複層弾性工法とも呼ばれます。

通常の3回塗りとの違い

通常の塗装では下塗り1回+中上塗り2回の計3工程ですが、厚膜工法では主材(中間層)を複数回塗り重ねることで塗膜の厚みを増します。塗膜が厚いほど防水性・耐久性・ひび割れへの追随性が高まります。

厚膜工法が適しているケース

  • モルタル外壁でひび割れが多い
  • ALC外壁で吸水性が高い
  • コンクリート外壁の防水仕上げ
  • 前回の塗装から年数が経ち、塗膜が大幅に薄くなっている

費用への影響

通常の3回塗りより工程が増えるため、材料費と人件費が増加します。費用は10〜30%程度増える場合があります。

「厚膜にすれば絶対いい」は間違い

厚膜工法は必ずしも全ての住宅に必要なわけではありません。窯業系サイディングのような薄くて軽い外壁材に厚く塗りすぎると、塗膜の重さで剥がれやすくなることもあります。外壁材の種類と状態に合わせた適切な塗膜厚を選ぶことが重要です。

日春建装では、外壁の状態に合わせて通常工法か厚膜工法かを判断してご提案します。

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