外壁のひび割れ(クラック)は塗装前に必ず補修すべき箇所です。ひび割れの種類によって補修方法が異なります。工事前に知っておくと、業者との打ち合わせがスムーズになります。
## ひび割れの基本的な分類
**ヘアクラック(細いひび割れ)**: 幅0.3mm未満の細いひびです。表面の塗膜だけに生じており、外壁材には影響していない場合が多いです。
**構造クラック**: 幅0.3mm以上のひびです。外壁材本体や下地まで到達している可能性があり、より丁寧な補修が必要です。
## 素材別のひび割れの原因
**モルタル外壁**: 乾燥収縮によってひびが入りやすい外壁材です。築年数が経つほど多くなります。
**サイディング外壁**: サイディングボード自体は割れにくいですが、目地コーキングが劣化してひびが入ります。
**塗膜のみのひびと外壁材のひびを区別することが重要**です。
## 補修方法
**ヘアクラック**: シーリング材(コーキング)を充填して表面を均す方法や、弾性フィラーで埋める方法があります。
**構造クラック**: シーリング材を充填した後、プライマー処理と下塗りを丁寧に行います。ひびが再発しやすい場合は弾性塗料を使うことで動きに追随させます。
**コーキングのひびと割れ**: 目地コーキングは打ち替え(古いコーキングを除去して新しく打つ)が原則です。増し打ち(上から重ねる)は短命です。
## 補修の見落としチェック
業者が現地調査に来た際に、以下を必ず確認してもらいましょう。
- 北面・東面など日当たりが悪い面のひびも確認されているか
- 窓周り・換気口周りのコーキングは確認したか
- ひびが複数あるか、特定の箇所に集中しているかどうか
ひびが一か所に集中している場合は、地盤の不同沈下や構造上の問題の可能性があります。塗装で対処できる範囲を超えていることがあるため、注意が必要です。
## 補修費用の目安
ひびの補修は通常の外壁塗装費用に含まれていることが多いですが、補修箇所が多い・深いひびの場合は追加費用が発生することがあります。事前に確認しておきましょう。
日春建装では塗装前の現地調査でひびの状態を詳しく確認し、適切な補修方法をご提案しています。
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