ALC(軽量気泡コンクリート)は、ヘーベルハウスなどで使われる外壁材です。サイディングと異なる特性があり、塗装の際には専用の対応が必要です。
## ALCとはどんな外壁材か
ALCは軽量で断熱性が高く、耐火性に優れた外壁材です。工場でパネル状に製造され、施工地で組み立てる「湿式工法」ではなく「乾式工法」で取り付けます。
見た目はコンクリートに似ており、表面に独特のテクスチャーがあります。
## サイディングとの違い
**水分の吸収性**: ALCはサイディングに比べて水を吸いやすい素材です。塗装が劣化すると雨水を吸収し、凍結による割れ(凍害)や内部への浸水が起きやすくなります。
**目地の処理**: ALC板の継ぎ目には目地コーキングがあります。ALCは動きが大きいためコーキングの劣化が早く、定期的な打ち替えが必要です。
**専用塗料の使用**: ALCには水蒸気を通す「透湿性」が求められます。塗膜が密閉しすぎると内部の水分が逃げられず、塗膜の膨れ・剥がれが起きやすくなります。
## ALCの塗装で使う塗料
ALCには透湿性のある塗料が推奨されます。エスケー化研のエラストコートなど、弾性・透湿性を兼ね備えた塗料が適しています。
また、下塗りはALC専用のプライマーを使用することが重要です。一般の外壁用シーラーでは密着不足になる場合があります。
## 費用の目安
ALCは吸い込みが多いため、通常の外壁より塗料の使用量が増える場合があります。
- 外壁塗装(シリコン系): 90〜110万円
- 外壁塗装(フッ素系): 110〜140万円
目地コーキングの打ち替えが加わると+10〜20万円程度追加になることがあります。
## 施工業者の経験確認
ALC外壁の塗装経験が少ない業者が施工すると、適切な下塗り材や塗料の選択を誤ることがあります。見積もり時に「ALC外壁の施工経験はありますか?」と確認することをおすすめします。
日春建装はALC外壁の施工実績があります。ご自宅がALCか不明な場合も含め、お気軽にご相談ください。
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